BitConnect Coin - 仮想通貨の革命
オープンソース、ピアツーピアのコミュニティ駆動分散型暗号化通貨で、人々が財産を非政府支配下の通貨で保管し、投資し、さらには投資に多大な利益を得ることを可能にする
STO/ICO基本情報
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基本情報
プラットフォーム | BTC |
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タイプ | 不明 |
参加可能通貨 | BTC |
供給率 | 不明 |
KYC | 不明 |
参加不可地域 | 不明 |
Webサイト | ホームページ |
ホワイトペーパー | ダウンロード |
概要
基本情報
- 通貨名: Bitconnect(ビットコネクト)
- 発行日: 2016年11月
- 開発組織: BitConnect
- コンセンサスアルゴリズム: PoW(Proof of Work), PoS(Proof of Stake)
- 発行上限枚数: 28,000,000
- 取扱取引所: Bitfinex, Bittrex, HitBTC、TradeSatoshi など
Bitconnectとは、Lending(貸付)することで利益をあげられることを謳った仮想通貨である
Bitconnect(BCC)は、2016年11月にICOを実施し、LENDING(貸出)すること/また保有するだけで利子を得ることができると謳っていた仮想通貨で、略語はBCCです。
Ethereum(イーサリアム)のようなスマートコントラクト機能があるわけでも、Dashなどのように匿名性を売りに出しているコインではありません。
Bitoconnectでは、①貸し出し(lending)、②保有、③アフィリエイトの3つのパターンでリターンを得ることができることをウリにし、多くの投資家を惹きつけていました。3つの各パターンのリターンについて、詳細に見ていきましょう。
承認アルゴリズムはPoW/PoSと呼ばれるアルゴリズムを採用
BitconnectはPoW/PoSと呼ばれる特別なアルゴリズムを採用していました。BCCを保有した瞬間からPoSアルゴリズムを用いてステーキング報酬を得ることができます。またCPU/GPUを用いて計算は行われますが、ビットコインとは異なりASICマイナーは存在しません。
しかし、PoWは打ち切り、途中からはPoSのみに切り替わりました。
「レンディングによる利子」と「PoS(保有)によるマイニング」はそれぞれ同時には行えず、レンディングの場合は公式サイトからレンディングに出す必要があり、保有の場合はウォレットに入れておく必要があります。
貸付利率が異様に高く、「詐欺コイン」と噂されていた
このように貸付・保有によって高いリターンを得ることができるとされていたBitconncectですが、2018年1月にレンディングサービスを停止する以前から「詐欺コイン」だと言われ、一部の投資家からはBItconnectは「ポンジスキーム」だとだと批判を浴びていました。
ポンジスキーム:「出資を元手に運用して出資者に還元する」ことを謳いながらも、実際には資金運用を行わず後から加わった出資者からの資金を古い出資者に還元する仕組み。あたかも資金運用が順調に行われているかのように見せかけている。
創設者はイギリス人のKen Fitzsimmonsとされていますが、彼がどのような経歴なのかの詳細はわかっていないこと、またホワイトペーパーを公表していないことも怪しさを助長していました。
2018年1月、取引所とレンディングサービスを停止
ポンジスキームとの批判はあったものの、価格は上昇し続けていたBitconnectでしたが、2018年1月16日、突如、「取引所とレンディングサービスの停止」を発表しました。
理由については、運営が「米テキサス州とノースカロライナ州の証券当局からビットコネクトのレンディング機能が違法扱いをされたことで、プラットフォームを継続することが困難になった」とコメントしています。 ・テキサス州は、貸出機能に対するリターンの資金源を明確に示せていないということを理由に、同社の詐欺行為を主張しました。
この決定により、BCCの価格は$400から$20まで暴落することとなりました。
ビットコネクトのICOからレンディング中止までの流れを見るに、やはりBitconnectはポンジスキームを利用した詐欺であった可能性が非常に高いと言えるでしょう。冷静・客観的に考えれば「ない袖は振れない」と気づくわけですが、価格が上昇し続けることで公約通りリターンを返せている時には気づかないものですね。
(参考) Bitconnect Xとは
この暴落事件の中でビットコネクト運営はBitconncect Xという新たなプロジェクトを発表しました。HPでは、ビットコネクトは「オープンソースで安価な手数料で即時送金を実現する。また、ウォレットに保有することで利子を稼ぐことができる」としています。
Bitconnect Xについてはレンディング機能はありません。
価格推移
ICO後、2017年末までに10円代→50,000円までの数百倍以上の価格高騰を経験しました。2018年のレンディング停止後は価格は50,000円→1,000円代に大暴落し、2018年5月には100円をきっています。
運営が取引所及びレンディング機能を停止しているため、今後大きな動きがあることはない可能性が高いです。