OmiseGO - 次世代金融ネットワークと分散経済
OmiseGO は決済処理業者、ゲートウェイ、そして金融機関間の連携に関する根本的な問題への答えです。分散型取引所による大量かつ低コストでの処理を可能にすることにより、OmiseGO は通貨や資産タイプ、国境や企業の台帳を横断して運営される次世代の価値移転サービスを提供します。OmiseGO ネットワークを通じて誰もが支払い、送金、給与振込、B2B コマース、サプライチェーンファイナンス、ロイヤリティプログラム、資産管理、トレード、その他のオンデマンドサービス等の金融トランザクションを分散型かつ安価な形で実行できるようになります。
STO/ICO基本情報
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基本情報
プラットフォーム | Ethereum |
---|---|
タイプ | ERC20 |
参加可能通貨 | BTC, ETH, Fiat |
供給率 | 65.1% |
KYC | 不明 |
参加不可地域 | 不明 |
Webサイト | ホームページ |
ホワイトペーパー | ダウンロード |
概要
概要
OmiseGOは、「Unbank the banked(金融機関から人々を解放する)」をスローガンに、分散型のモバイルウォレットの構築を行います。
これまで中央集権的な金融機関や決済ゲートウェイ、さらに通貨ごとに分断されてしまっていた価値を、OmiseGOという分散型Eウォレットプラットフォームを通して、法定通貨はもちろんETHやBTCといったデジタル通貨も利用できるトラストレスな決済や送金等の金融取引を実現していきます。
OmiseGO単体で新規プラットフォームを作るということではなく、SDKの形で、既存の銀行などへホワイトレーベルでOmiseGOのシステムを提供し、それぞれが独自のブランドでユーザーにEウォレットを提供し、裏側はOmiseGOが動いているというような世界観を目指します。
ホワイトレーベルで提供したウォレット間はシームレスに連携ができるようにすることで、各社が提供するリワードプログラムなども、ユーザーは一つのウォレットで全てを管理できるようになります。
チーム
OmiseGOは、2013年より東南アジアでのオンライン決済プラットフォームOmiseを提供してきたスタートアップが母体となっています。
これまでにSBI、三井住友銀行、タイ通信大手のTrue, インドネシア財閥をはじめとするベンチャーキャピタルや事業会社などから$20M(約20億円)以上を株式で資金調達しています。
また、イーサリアムの初期からコミュニティ支援活動や、Raiden開発への資金援助も行なっており、イーサリアム創業者のVitalik氏がアドバイザーに就任しています。
代表の長谷川潤氏は、高校卒業後単身渡米し、スタートアップ立ち上げに関わってきた人物で、エンジニアのバックグラウンドもあります。
OmiseGO とは?
OmiseGO は決済処理業者、ゲートウェイ、そして金融機関間の連携に関する根本的な問題への答えです。分散型取引所による大量かつ低コストでの処理を可能にすることにより、OmiseGO は通貨や資産タイプ、国境や企業の台帳を横断して運営される次世代の価値移転サービスを提供します。OmiseGO ネットワークを通じて誰もが支払い、送金、給与振込、B2B コマース、サプライチェーンファイナンス、ロイヤリティプログラム、資産管理、トレード、その他のオンデマンドサービス等の金融トランザクションを分散型かつ安価な形で実行できるようになります。
その上、世界最大の経済成長が見込まれるアジア太平洋地域の数百万人のメインストリームのユーザーが、法定通貨の利用から ETH や BTC のような分散型通貨に切り替える事ができるようになるツールによってエンパワーされます。OmiseGO ネットワークは本質的に法定通貨か分散型のマネーかについて不可知的です。採用と使用に関して言えば、システムはベストな通貨が勝つように構築されています。
OmiseGO ブロックチェーン
OmiseGO ブロックチェーンは分散型取引所、流動性提供者メカニズム、クリアリングハウスメッセージングネットワーク、そして資産を担保にしたブロックチェーンゲートウェイです。それはスケールするブロックチェーンで、そのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)コンセンサスはチェーンがプロトコルで指定されたルールに従って振舞うことを確保するよう結合されています。ネットワークは相互にリンクされたブロックチェーンの構築を活かした高パフォーマンスシステムとして設計されています。クリアリングと決済が OmiseGO ブロックチェーンで発生する一方、トランザクションの価値を保護するコストは他の各チェーンにそれらのチェーンの価値を直接プロモートするような形で、外部化されています。
OmiseGO ホワイトレーベルデジタルウォレットソフトウェア開発キット(SDK)
OmiseGO ホワイトレーベルデジタルウォレット SDK は、OmiseGO ネットワークの上に構築される最初のエンドユーザーアプリケーションです。このデジタルウォレットはエンドユーザー向けに OmiesGO ブロックチェーンのメリットを活用できる便利なアクセスポイントを提供する一方で、同時に Omise がその決済事業をスケールすることを可能にします。このデジタルウォレットは法定通貨に裏付けされたトークンと分散型通貨やプロトコルトークンの直接交換を可能にするでしょう。
開発ロードマップ
ステージ 1
OmiseGO ホワイトレーベルウォレット SDK プロトタイプ
プロトタイプワークショップ
ポーランドの開発チームをスケールする
ステージ 1.2
OmiseGO ホワイトレーベルウォレット SDK のローンチ
OmiseGO によってホスティングされるサーバノード
分散型クロスウォレット決済のためのフレームワーク
ステージ 1.3
ピア・ツー・ピア SPV「ライト」モバイルクライアントをローンチ
オープンソース中央集権型取引所(分散型の資金保管)
ステージ 2
OmiseGO 分散型取引所(DEX)
注文の目隠し
ビットコイン(とビットコインに類似の)クリアリングハウス
ステージ 3
OmiseGO エコシステム開発ファンド(「OmiseGO ファンド」)
ニュース
2019年2月13日、OmiseGO開発者プログラムの開始を発表
2019年4月9日、OMGネットワークのアルファ版へのアクセスを初めて公開
2019年4月17日、ロードマップを更新
2019年5月19日、ネットワークの最新リリース版、 Samrong
を発表しました。