SpankChain - ブロックチェイン上の大人のエンターテインメント
イーサリアムネットワーク上に構築された暗号化された経済的な成人向けエンターテイメントエコシステム。
STO/ICO基本情報
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基本情報
プラットフォーム | 不明 |
---|---|
タイプ | 不明 |
参加可能通貨 | Others |
供給率 | 不明 |
KYC | 不明 |
参加不可地域 | 不明 |
Webサイト | ホームページ |
ホワイトペーパー | ダウンロード |
概要
背景
アダルト産業に決済システムを提供する金融業者は少なく、比較的アダルト産業でよく使われる決済システムでは10.8-14.5%の手数料をとられるうえに、リスクが高い産業であるとして毎年1000$もの維持費用を請求されており、これらがアダルト業界への参入障壁になっています。
また、中間業者からは競争相手があまりいないため、手数料として30%~50%を中抜きされてしまっています。Blockchain技術を用いれば、非中央集権の仕組みにより、いきなり口座を凍結されたり、アカウントを削除されたりするおそれがなく決済を保証でき、中間マージンを搾取されることがなくなります。
一方、とあるアダルトサイトは20世紀においてアメリカで最も訪問されたサイトであるほどアダルト産業は集客力を持つコンテンツを持っていますが、近年は録画された映像を売るのではなくライブ配信に注力するように方向転換したり、FacebookやTwitter等などのソーシャルネットワークメディアで宣伝をするなどマーケティング戦略を変えたりといった変化がアダルト産業界において起きつつあります。
また、パフォーマーにとっても、影響力のあるアダルト製作会社のブラックリストに載った際に、個人情報を漏らされてしまうかもしれないといった恐れを常に抱いているという現実があります。SpankChainはこれらの変化および問題に対応できると考えています。
SpankChain モデル
SpankChainは以下の3つの階層で構成されています。
- SpankChain Applications
- SpankChain Services
- SpankChain Core
SpankChain Core
SpankChain Servicesのための中心となる機能であり、これらはオープンソースとして無償で公開されています。
パフォーマーレジストリ
パフォーマーのプロフィールなどを保存する機能であり、Blockchainに保存されないメディアにもつながることも可能です。Ethereumアドレスやソーシャルメディアとの連携も可能で、好きなパフォーマーの情報を検索することも、Ethereumを直接贈って応援することもできます。
オフチェーン決済機能
“Machinomy”(Ethereum用の少額決済目的のライブラリ)を用いてのオフチェーンでの決済機能を有します。
Vynosウォレットによる決済機能
決済機能を備えた初めてのEthereum walletであるVynos walletを使用します。Vynosはオープンソースであり、Vynosを配信者に使用しやすくするために、SDKを配布する予定です。視聴者はどの端末でも、ブラウザーのアドインやセットアップが必要になることもなく使用できます。
SpankChain Services
SpankChain Applicationsを構築するための機能群で、配信者にはSDKなどが提供され、これらを使って自由にSpankChainプラットフォームを使ったサービスを開発できます。 SpankChainはアダルト業界の”Amazon”のような仕組みを目指しています。本機能には下記が含まれます。
SpankChain Hub(決済)
Ethereumの決済機能では、決済まで時間がかかり(ライブ配信では特に問題となります)、余計な手数料がかかってしまうため、視聴者全体をひとまとまりとして扱い、ある程度の決済がたまった段階で、SpankChainがVynosシステムを通じてまとめてEthereumのBlockchainに書き込みを行う、いわばEthereumとの仲介をなすシステムになります。また、配信者のサービス料金の支払いにはBOOTY tokenのみが使えます。 BOOTY tokenはSPANK tokenをシステムに預け入れて使えない状態にすることで、SPANK tokenの分のBOOTYを消費可能となります 。BOOTYtokenは常に1tokenが$1に変換できるようになっており、これによりサービス料金を固定することができます。
年齢認証
SpankChainは、サービスを提供する管轄区域における年齢制限に関する法律を遵守します。パフォーマーには、政府発行の年齢を証明する書類の提示を求め(とても個人的な情報を含むため、責任を持って秘密保持を行います)、SpankChain側で年齢確認を行ったという情報をAPIを通じて掲示します。将来的にはパフォーマーレジストリに記載された年齢証明をパフォーマーが受け取れる仕組みを作ります。
また、動画配信中に替え玉(名義貸し)が行われる可能性を考慮し、Proof-of-SPANKと呼ばれる年齢認証システムを稼動します。具体的には、10分ごとに、ライブ配信を行う配信者の中から、ランダムに一人がSpanking(懲らしめ)対象に選ばれます。選ばれた配信者には、ランダムに1-20の中から4つの番号が表示されます。
配信者は4つすべての数字を暗唱し、その中からひとつを選んだら、選んだ数字の示す分だけライブで自身のお尻を叩きます。視聴者は、現在のライブ配信者がプロフィールと合致するかどうかトークンで投票する機会が与えられます。そこで、配信者がプロフィールと合致しない(替え玉である)という投票結果が出た場合は、当該配信者のアカウントが無効になります。
ライブ配信
SpankChainは高品質な映像をモバイル機器でも視聴できるように開発を行っています。配信者にはSDKが提供され、配信者と視聴者を検閲なしに直接繋げることもできます。Vynos walletと連携し、個人的なショーの視聴に対して、秒単位で決済を行うような使い方もできるようになります。
広告
SpankChainにとっても多くの配信者にとっても重要な要素です。最初はSpankChain applicationsでのみ広告を出すことができますが、将来的にはSDKを配布する予定です。また、詐欺である広告を排除する仕組みも検討していきます。
アフィリエイト
広告と同じように最初はSpankChain でのみで可能ですが、将来的にはこちらについてもSDKを配布する予定です
検索機能
配信者が、彼らのサイトやアプリをSpankChain platformに接続するようにすれば、配信者名、キーワード、内容から検索可能にします。
Interface Builder
簡単にパフォーマーのプロフィールを表示させたり、コンテンツを売ったり、ライブ配信を行ったりするための補助ツールです。将来的には、基本機能としてWYSIWYG(ディスプレイに現れるものと処理内容が一致するように表現する技術)を全てのサービスで提供できるようなものにし、また、配信者がリアルタイムで設定内容を変更可能なものにする予定です。
SpankChain Applications
視聴者やパフォーマーなどが使えるユーザーインターフェース部分であり、下記のものが該当します。
SpankChain Camsite(動画ストリーミングサイト)
既存の業者は30-50%の中間マージンを取りますが、SpankChainは5%の手数料のみです。
The Red Light District(デジタルコンテンツ販売サイト)
Ethereum、ERC20を使った決済、またVynosやSpankChain Hubでの決済に対応しています。
将来のアプリケーション
クラウドファンディングによる映像製作やVRアプリ、性的嗜好に基づいたマッチングサービスなどを提供していく予定です。